2010/09/30

記録 2 (腰痛者の水中運動 1)


1 回目の水中運動後
次の日は運動によるだるさと少しばかり太ももとお腹周りの筋肉痛が出た模様
この時点で多少はやり過ぎの感もあるが
普段使っていないところまで動かしたのでこれぐらいは仕方ないのだろうか
しかし 2 日後からは座った姿勢で子供を抱きかかえるくらいにはなったそうで
「なおったかもしれない」と気分がよくなっているようです
「決して水中運動ではなおりませんし
実際なおってません」
と釘はさしておきました

1 週間後
2 回目の水中運動


1. プールサイド腰掛けエクササイズ
・バタ足
・脚の交差
・斜めバタ足
・自転車漕ぎ
・両脚曲げのばし
・両脚円書き
・足首曲げのばし

2. 水中歩行
・普通
・大股
・膝挙げ
・膝と肘付け
・前蹴り
・斜め前蹴り
・振り子
・膝横挙げ (前)
・捻り
・横歩き (往復)
・後ろ歩き

3. 水中ストレッチ
・膝抱え
・つま先触り
・背中壁付け
・お尻突き出し (右・左・両脚)

4. 水中リラクセーション
・左右振り
・八の字
・ぶらぶら
・牽引 (片脚ずつ,両脚)
・ビート板背浮き (首牽引)

5. キョンシージャンプ
・伏し浮き
・だるま浮き

今回は施設の都合上ジャグジーが壊れていたため使用できませんでした
プールサイドも寒くシャワーでしっかり暖まってから更衣をするよう促しましたが
筋が冷えてしまっていないか心配なところです
歩行種目を少し増やしました
前回同様前屈みの姿勢を強調
対策としてはちらちら足元を見ながら運動させました
そうすることで多少は腰の下の方も伸ばせる (丸くできる?) のではないかと思い
キョンシージャンプで浮かせました
特にだるま浮きでは腰がまっすぐに伸びたまま膝を抱えていました
やはりまだまだ腰を曲げるのが怖いのか
曲げ方がわからなくなっているのか
自然とそうなってしまうようです
痛みが出ない範囲ならどんどん曲げても構わないので
膝を抱えた後ゆっくり意識して腰を丸めてみよう

本日も
「自分にも自由に動ける場所がある」
ことに感動してらっしゃいました

2010/09/28

記録 1 (腰痛者の水中運動 1)


30 代女性 (既婚,子持ち)
腰痛 (腰部の「ヘルニア」の診断有り)
痛みの場所:腰部筋・両側
痛みの程度:中-強

ここ一ヶ月程前からとある腰痛者の水中運動処方をプライベートで行っています
持病の腰痛が出産を経て悪化し「ヘルニア」の診断を受ける
日常生活に支障有り (こどもをだっこできない,家事が満足してできない)
始めの頃は痛みも少なくいろいろと動けていたが
徐々に痛みがヒドくなる
痛みがヒドい時には起き上がることさえ難を伴う
痛みが不安でストレッチはできない
痛みが不安で不活動気味
これによって腰部を中心に前進の筋を使うことがほとんどない
さらに腰痛悪化の悪循環
週1回のペースで骨盤矯正を受けている

1回目の水中運動

1. ジャグジー
・側屈
・バタ足
・自転車漕ぎ
・星マーク書き

2. 水中歩行
・普通
・大股
・膝挙げ
・膝と肘付け
・前蹴り
・振り子
・膝横挙げ (前)
・捻り

3. 水中ストレッチ
・膝抱え
・つま先触り
・背中壁付け
・お尻突き出し (右・左・両脚)

4. 水中リラクセーション
・左右振り
・八の字
・ぶらぶら
・牽引 (片脚ずつ,両脚)
・ビート板背浮き (首牽引)

5. ジャグジー

基本事項はジャグジーで身体と筋を暖め
簡単な動きからはじめる
強度は非常に弱く身体ほぐし程度
腰部を中心に臀部・大腿部の身体ほぐし程度の運動
普段使わなくなった筋への刺激と普段動かさない動きの実践
神経系への刺激による筋力トレーニングをイメージ
重力ストレスを軽減させ牽引による痛みの緩和

プール内外での腰部より上部の硬直感が目立つ
できるだけ上半身を動かさないような歩き方
水中運動時も腰背部が丸くなり難い
骨盤が自然と前傾 (腰が"入る"状態)
前傾姿勢とお腹を軽く引っ込めるような感じで腰部を丸くするイメージを指導
お腹を使った呼吸を意識

2010/09/18

体力医学会




最終日終わり (?) ました

まだこれから市民講座がひらかれるのでちょっと出てみようと思います

今回もやはり水関係の演題は少なかったです
また余裕があれば少し紹介したいと思いますが
寒冷刺激と循環応答のような研究はいくつかありました
しかしこちらは水中運動とはちょっと遠いかな
寒冷の温度は8℃とか13℃とかですので

昨日は自分自身のポスター発表もありました
まだまだ分析が足りなくてざっくりしていたので全て憶測で考察しました
いくつか有効な示唆を頂きましたのでこれから参考にして分析を続けます
ちなみに水中での位置感覚を測定したのですが
結局
「感覚」
は測定できず
「感覚の結果あらわれたもの」
を測定していることが判明しました
学会発表すると研究が一つ前に進みますね

今回は写真が一枚もありません

もちろんちゃんと学会に参加して積極的に勉強してきましたよ

今夜から筑波に移動です
明日は実験です

2010/09/14

外出

明日から体力医学会に行ってきます
今年は千葉商科大学,和洋女子大学ですのでそんなに遠くはないのですが
だからといって日帰りする程近くはないということで
泊まりです

しかも私には珍しくスーパー銭湯ではない

さて今年は水中関係の研究発表はいくつあるでしょうか?

どの学会に行っても水中関係の発表はほとんどない
そして自分の発表にもほとんど寄り付いてこない
もう慣れましたが

さらにそのあと実験に行きます
これは今回はかなりの強行突破です
研究・実験は気合いが大事

ここで下手に逃さないことも研究活動で大事なところ
と思ってますが
どうなのでしょうね

2010/09/13

30超えても

最近30という年齢を結構気にすることが多くなりました

結婚,子供,保険,親,定年,介護などなど
将来を考えてみています
今までも考えていたけれど
やはり考える深刻さが違います
といってもやっぱりまだまだ考えているだけ
この先どうなることやら

とりあえず目先のデータ分析と論文作成をやりなさいよ
という感じでもあるが

と,そうこうしていると
同級生はまだまだ頑張っていました

http://sankei.jp.msn.com/sports/martialarts/100910/mrt1009101638017-n1.htm

ほんとよくやりますね
尊敬します
こういうのを見ると
「負けてられん」と勇気づけられます
こんな同級生がいるってことは幸せなことですね

2010/09/08

様子伺い



さてさて
来年3月か4月から約1年ばかり海外修行を積みたいので
昨日夜遅くに当たりのある目的地の先生に様子伺いのメールを出した
出したのは自分ではなく2年半前に行く先のない自分を受け入れてくれた先輩であり先生なのだが

先生同士が知り合いであることもあるが
まずは先生が推薦する
という形を採った方が話はある程度スムーズに運ぶだろうと想定し
メールでの様子伺いの連絡を希望した

内容は
「私 (先生自身) の研究室に研究員が一人いて海外での修行の場を探しているのだが
そちらでこれから取り組もうとしているプロジェクトに参加させて経験を積ませてやってくれないか
云々・・・・・」

一回目のお問い合わせなのでまだまだ序の口の内容ではあるが
自分にとってはありがたい話である

博士号取得なんて研究者を名乗っていい資格のようなもので
結局まだ研究者としては小さな小さな卵でございます
いろんな人の奉仕的協力によってなんとか生き延びています
実験も事務処理も人間関係も全てです

このブログ



自動バックアップが始まったので家に帰れず
何か書いてみようとブログをひらく


ふと思いましたが
このブログ中身ないなぁ


知り合いのブログをいろいろ拝見しいていると
まぁ事細かに日常生活が書かれていたり
つれづれなる思いが語られているのに

俺は結構無感情なのか?
なんか実は俺はあんまりなにも考えてないのかも
と思う今日この頃

親父に似たといえば
確かにそうか

今は亡きおじいさんは俺の親父である息子のことを
「首締められてもジッとしてるやつ」
と言っていたし
その親父は中学生か高校生だったか国語の時間にて音読後に本文の感想を聞かれ
「なにも感じません」
と言って退けたらしい

子は親の子ですな

バックアップ終わったので帰ります

2010/09/06