また一人,筑波から去っていきます.
さみしですねえ,やっぱり.
いい娘なんですよ,本当に.
がんばりやさんなんですよ,本当に.
皆から愛されてるんですよ,本当に.
誰もが彼女の幸せと成功を祈っています.
楽しみにしています.
環境を変える事で人は大きくなっていくんでしょうね.
去る人はこれからの人生がようやく本当の人生.
これまでの人生も濃いもので,意味のあるものだったけど,
これからはもっと濃いものになっていく.
しっかり前を見て,人生楽しんでいきましょう.
さて,久々に本の紹介.
って,今日は本というより
「教科書」ですが.
「脳が作る感覚世界
ー生体にセンサーはないー」
ヒトに備わっている感覚
触覚,視覚,聴覚,味覚,嗅覚を,
「なぜヒトはそのように感じるか」
を解いた本です.
著者の小林茂夫は皮膚の温度感覚から話を展開していますが,
結局のところ,生体にある「センサー」と呼ばれているものは
「比較器」であると解いています.
これだけじゃ完全に説明不足ですが・・・・・
そして,「脳が心を生む」という
一元論を提唱しています.
全ての感覚は「脳」で生まれる.
それぞれの感覚器と呼ばれる場所からの「刺激の伝達」によって
脳に蓄積された「情報」がよみがえり,
「感覚」となる.
と解いています.
著者は本書の中で,このような理論を,
「目からうろこ」
といってますが,
個人的には別に・・・・・
です.
確かにこのような考えに基づいて描かれた本はこれまでないので,
そういった意味では「新しい」かもしれませんが,
大抵の人はもう既にこれを
「当然のこと」
として無意識下で感じていたのではないでしょうか?
個人的には,
「何を今更.大げさな」
という感じでした.
が,確かに勉強にはなりますよ.
1 件のコメント:
学会でも話しを聞いた事がある先生ですね!
確かに比較器って表現は新しいかもしれませんが、、、と、同感です♪
僕は通説に流されない姿勢が一研究者として大事かなと思いました。
東大の八田先生なんかも乳酸はいいものだって力説してますよね。
常識に囚われない(囚われすぎない)のがいいのかなと。。
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