2008/11/05

水中運動での筋活動を知る [3. 水中歩行2]

力強い水中歩行を


水中歩行では太ももの前側,後ろ側だけでなく
前脛骨筋と呼ばれるスネの筋肉も大きく刺激できます.

なぜなら理由は2つ
1. 脚を前へ振り出す時に,つま先をあげることで足の甲に受ける水の抵抗を抑える
2. 軸足 (地面についている足) で崩れ易いバランスを調整している

ということが考えられます.

最近は「2」を強調する研究者が多いですね.
つまり,浮力が働き,滑り易くなっている床をしっかり捉え,大きな推進力を出力するためだと考えられますね.

つま先の挙上に関係し,つまずきや転倒との関係も深いとされる前脛骨筋の筋力は
水中歩行で少しは良い方へ鍛えられるのかもしれません.

しっかり意識をして,地面を捉えて歩きましょう.

関連リンク
水中運動での筋活動を知る [2. 水中歩行1]
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by Dr.Aqua (KK)

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