2006/07/15

病と闘う

久々に突然飲みに出た.

この『いきなり飲もう』ってのは結構楽しいね.


今日は毎週のお仕事.
デイサービスセンターでの運動指導.

運動内容はともかく,
その後の利用者さん達の話に心打たれました.

2人はパーキンソン患者.
原因は不明.
最近では脳内神経伝達物質の"ドーパミン"が他の人よりはやく減少してしまうことがわかっているらしいが・・・・・

パーキンソンの病状は,
「震え」
「動きにくさ」
です.

脳から指令が行っているのが自分でもわかっているが,
実際に手足が動かない.

人により程度は様々で,ろれつが回らなくなる人もいる.

人により進行状態も様々で,何年も食い止めることのできる人から,1年も経たないうちに寝たきりになる人まで.

2人はそのような摩訶不思議な病気と闘っています.

やはり,同病者といると,お互いに解り合えるから楽しいんだとか.
これはなった人にしかわかりません.本当に.

ただ,2人はそれでも自分の病状を受け入れ,
与えられた人生と運命の中で楽しんでいる.
医者の言うことなんて聞いてやいない.
自分の判断で薬を飲み,自分の判断で薬は飲まない.

まるでアスリートだ.

試合に合わせて追い込み,テーパーをかける.

いくら運動指導をしてても,生活補助をしてても,
やはり本人にしか解らないものはある.
むしろそればかりだ.

それをきちんと肝に銘じた上で,
人間として人と接すること.
これ大事.

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