2008/12/13

ただマイヨ・ジョーヌのためでなく


GPファイナル (女子)

浅田真央選手おめでとうございます.

演技には力強さを感じます
インタビューも力強さを感じます

以前まではまだ
"ほわ〜っ"
とした口調で
とにかく
"まだまだ楽しんで伸び盛り!!"
って感じでしたが

もう今やしっかりとした大人の魅力を感じさせます
演技も人間も.

ひょうひょうとした感じは変わってませんが.

人間を評価する資格は私にはないかもしれませんが
スポーツ選手が本当に強くなるとは
こういうことだと思っています.

さて,
"ただマイヨ・ジョーヌのためでなく"
を読みました.

世界でも名高き自転車のステージ・レース
"ツール・ド・フランス"
を7連覇したアメリカの自転車選手
ランス・アームストロング氏の自伝

25歳で睾丸癌を患い
癌からの生還後現役復帰し
ツールドフランスに1勝後
記した書物.

彼のこれまでの人生を振り返りつつ
自転車競技者としてでなく
癌生還者として
そして人間として成長していく様を
内面から捉えています

ところどころに
まさに"名言"というか
生きること,愛することの本質を説くような言葉が散りばめられています

自分の人生を愛すること
ヒトを愛すること
何故生きるのか
何のために生きるのか
大選手が人生のほんのささいなことに
喜びを感じている

そんな本は他になかなかないだろう

ただの伝記ではなく
自分自身の人間としての成長と
"こうありたい自分"に対する
教訓を与えてくれました

「その人間に価値があるかどうかなんていうこと自体おかしいのだ」
「信じることは一つの勇気だ.自分が信じると決めたことを信じること.落胆と失望こそが人を危機に陥れるのだ」
「僕は自分の人生を愛している」
「だれだっけ?あれは夢だったのかな?」
本を読んでもらうと前後の文脈があるので深さが認識できるはず.

ここまで前半

後半はむさぼるように読み進んだので
チェック無しです.

by modyawo(KK)

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