海は広いんだから,身体も広く!!
遠泳では長時間にわたる時間泳を行います.
プールやオープンウォータースイミングのように
"競争"ではありませんので
抵抗を少なくしたり推進力を大きく出したりといった技術は必要ありません.
むしろ,
"如何に楽に長く浮いて漂うか"
が重要です.
これには
"上手く波に乗る"
という技術も加わるため
前回の呼吸動作にも大きく影響します.
A:
両腕は大きく前に伸ばします
手のひらはしっかりしたに向けたまま
そして,肘もそんなに曲げなくて構いませんから
手のひらを下に向けたまま大きく円を描くようにまわします.
そして,自分のあごのしたで両手をそろえ,
その瞬間に"普通"に息を吸ってください.
もちろんこの時も両手は下を向いたままです.
B:
両足は平泳ぎの脚が基本ですが.
呼吸の瞬間に自然と軽く膝が曲がる瞬間が訪れます.
この瞬間に合わせて踵を"軽く"お尻に向けて引きつけます.
そして,蹴り動作ではなるべくゆったりと脚を広げ,
最後にけ伸び姿勢をとります.
このとき,つま先がなるべく水面に近づくように持ち上げます.
上記のAとBを繰り返します.
あと,AとBは別々で練習しないようにしてください.
腕も脚も体幹もそして頭も,
全てを一つにして泳ぎましょう.
関連リンク
プールの水と海の水[1. 浮力]
プールの水と海の水[2. 波]
プールの水と海の水[3. 成分]
プールの水と海の水[4. 海と波と心を通わす]
プールの水と海の水[5. 遠泳での泳ぎ方 (呼吸)]
東京海洋大学臨海実習
筑波大学臨海実習 (遠泳実習)-2. レポート
筑波大学臨海実習 (遠泳実習)
「はい,泳げません」
「はい,泳げません-2-」
by Dr.Aqua (KK)
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