2008/10/02

水中運動で過運動にならないために [2. 自覚的運動強度]

自分のことは自分で決める!!


水中運動で過運動にならないために,前回は"心拍数"に気を配ってみましょうというお話を致しましたが,
実は結構心拍数も慣れるまではとりにくいもんです.

だって脈を探すのは大変だし,時計がなけりゃ時間がわからないし
時計を見ながら脈の数を数えるのも大変だし・・・・・

と,これを解決する方法が実はあります.

それは,「自覚的運動強度」というものです.
英語ではRatings of Perceived Exertion,通称RPEと呼ばれているものです.

これはまさに自分で今現在の運動をどのような強度に感じているかという,
その人自身の運動強度になるのですが,
6~20までの尺度で,
6の安静時からはじまり,非常に楽である,楽である,やや楽である,ややきつい,きつい,かなりきつい,非常にきつい,
が2段階毎に設定されています.

しかもこれ,その数字×10倍がだいたいその人の心拍数と言われています.
だから信頼性があって有名なんですね.

といっても,わかりにくいと思いますが,
「適度な運動」=「ニコニコペース」=「身体に無理なく楽しい水中運動ができる」
というのがまぁ,誰もが考える理想で,
言葉で言うとだいたい
「やや楽である」〜「ややきつい」
の間になります.

常に自分の身体と会話をしながら楽しい水中生活を過ごしましょうね!!

関連リンク
水中運動で過運動にならないために [1. 水中での心拍数]
1時間の水中歩行でどれくらい体重が減る?

by Dr.Aqua (KK)

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