効果には個人差が!?!?
「この運動の効果には個人差があります」
という言葉は最近特にいろんな場面で表示されるようになりました.
ごくごく小さい字ですけれども.
そして,「個人差」にはまたいろんな意味があります.
効果の出る大きさ,期間などはもちろん違いはあるでしょうが
「効果が出ない」という意味でも個人差があります.
つまり,効果の出るヒトもいれば,効果が出ないヒトもいる.
ということです.
運動指導者は個人的に多少なりとも運動プログラムを変更し,対応するだけでなく,
実はこの点についても考慮するべきであると考えます.
もちろん研究者側からの意見ですが.
ただこれは,研究結果から推定できることでもあるのです.
どういうことかというと,
これまでの運動処方の研究で発表されている大部分は
「平均」というものを採用しています.
これはもちろん一般化するためではありますが
もう「適度な運動はするべきだ」というのは当然のこととなっている今
次に重要になってくるのは
「このヒトにこの効果を与えるにはどれが良いのか?」
というものを検討することでしょう.
野球の監督が投手と打順の采配を考えるように
サッカーの監督が相手によって出場選手を考えるように
トップアスリートとそのコーチのように
その人 (個人) に合ったプログラムに関して
指導者は考慮していくべきでしょうね.
もしくは逆に
このプログラムに合うヒトはこんなヒトです
ということもあり得ますね.
by Dr.Aqua (KK)
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