機械に頼らず自分のちからで測る!!
前回は,水中運動中の運動強度を心拍計を使って測る方法を紹介しました.しかし,実は心拍計1台を購入するのに○万円かかります.本当です.
研究するためには客観的指標として非常に重要な心拍計を用いた心拍数ですが,自分の思い込みではない客観的な運動強度の指標としては自分で自分の脈を採るというので十分でしょう.なぜなら,水中ではゆっくりとした動作なので,5秒おきにずっと継続して測定していてもそれほど大きな変動がないという理由からです.ですので,心拍計を使うと確かに5秒おきに継続的にお手軽に心拍数を測定できますが,プールでは1週ごと,1種目毎など,自分で定期的に測定するのがいいでしょう.
自分で測定するのに便利な場所は,
1. 手首
2. 頸動脈
です.
慣れてくればどこも触らなくても自分の心臓の鼓動が聞こえるそうなのですが,これは本当かな?と疑問になりますね.ちょっと神がかり的ですね,これは.
必要なのはプールに時計があることです.6秒間もしくは10秒間測定して,それをそれぞれ10倍や6倍します.6秒見る方が簡単か,6倍する方が簡単か,それは各自によりますね.どっちでもいいです.
ただ気をつけなければいけないのは,なるべく早めに測定しないと人の心拍数は運動停止後30秒もすればかなり低く下がってしまうところです.癖を付けていれば簡単に測定できますが,慣れるまではちょっと大変かな?
方法は,手首または首の付け根 (頭側) の外側に存在する動脈に人差し指、中指、薬指を当てて、脈拍を感じ取ってください.これ以外にうまい説明の方法が思いつきません.....
では,心拍数はどのくらいがいいのか?については,次回解説していくことにしましょう.
関連リンク
水中運動の強度をはかる方法 [1. 心拍数-装置を使う]
by Dr.Aqua (KK)
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