2009/04/17

日本選手権水泳競技大会2009-3 [2日目]

形成の逆転


静岡県浜松市のToBiO(古橋廣之進記念浜松市総合水泳場)で行われている日本選手権水泳競技大会は本日二日目を迎えました.

今日は決勝だけでも日本新記録が3つと,またまたハイレベルな一日でした.

昨日,今日と間近でレースを見ていた感想では,今回の日本選手権では一気にベストタイムを縮めて優勝争いに絡んでくる選手が多いことです.
たしかに昨今のレーザーレーサーを代表とする各社の水着によって全体のレベルももちろん上がっていますが,水着の着用によって全選手の自己ベストが全員にとって同じように向上したわけではなさそうです.
つまり,水着と泳ぎとの相性があるということです.
遅くなった選手というのはまず聞くことはありませんが,例えばレーザーレーサーを着用しても速くならない選手もいます.
どうやら水着の形状や性質によって,選手の泳ぎの型に合うかどうかが結果を左右しているようです.
いままでの水着ではこんなことは起こりえませんでしたが,極端にコンセプトがかわった水着が発売されたことで「速くおよぐ」という理論もかわりつつあると感じます.

その結果として,突如トップに躍り出る選手,トップでも大ベストを更新してくる選手が現れているのでしょう.

ただ,気をつけたいのは,それでもやっぱりしっかり練習しないとベストタイムはでないと言うことです.

この基本部分はかわりません.
やはり競泳はヒトとヒトの魂を掛けた勝負なのです

関連リンク
日本選手権水泳競技大会2009-2 [初日]
日本選手権水泳競技大会2009-1[前日]
ToBIO「古橋廣之進記念浜松市総合水泳場」
日本水泳連盟
JAPAN SWIM 2009

by Dr.Aqua (KK)

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