2009/04/18

日本選手権水泳競技大会2009-4 [3日目]

ナルシストになれる瞬間


静岡県浜松市のToBiO(古橋廣之進記念浜松市総合水泳場)で行われている日本選手権水泳競技大会は本日三日目の競技を終えました.

本日も日本新記録が予選・決勝合わせて10個,更新されました.驚異的な数字ですね.

本日のTV放映は生放送でした.
生放送と録画放送の大きな違いを現場サイドから見てみると,それは競技進行における時間の使い方にあります.
どうしてもTVのスケジュールに競技内容を合わせていかなくてはならず,時間進行はかなりタイトに作られています.
ですので,生放送の日は,B決勝と決勝の時間はやはり徐々に遅れていきます.そしてその都度TV側と打ち合わせしつつトランシーバーに時間変更が流れてきます.
さらに,選手の入場口であり,競技全体の開始点となる招集所では,その多様なる時間変更に対応し,かつ競技者本人である選手自身にできるだけその変更を気にしないでいいように振る舞い,そして競技に集中させた状態で送り出す,という業務を司ります.
招集所の役目はただ単に選手を受け付けるだけではありません.競技進行にもっともっと重要なところを担当しているのです.

さて,写真は選手がB決勝・決勝で入場するラインです.
ここを通って,自分自身のコースまで入場していきます.
選手が競技中,まず最初に輝く瞬間です.
選手はここを通る間,いろんなことを考えるのでしょう.

ただ,輝かしい瞬間だからこそ,選手はまさにナルシストになれる瞬間なのです.
誰にも邪魔されず,むしろだれからもナルシストであることを当然と認められる瞬間であり,そしてそれはヒトとして気持ちのいい瞬間でしょう.
ここは,苦しい練習を通り抜け,結果を出してきた,精神的にも肉体的にもアスリートな者達に与えられる場所なのです.

関連リンク
日本選手権水泳競技大会2009-3 [二日目]
日本選手権水泳競技大会2009-2 [初日]
日本選手権水泳競技大会2009-1[前日]
ToBIO「古橋廣之進記念浜松市総合水泳場」
日本水泳連盟
JAPAN SWIM 2009
次回は「」です.

by Dr.Aqua (KK)

0 件のコメント: