2006/10/06

流動的

大雨洪水警報がでました.

あめきらい.

でも雨も降らなきゃ何ですよね.

それが日本です.

それも日本なのです.


もう一昨日の話になりますが,
我が研究室から一人の女性が去っていきました.

あ,別に死んだ訳じゃないですよ.

研究室をでて,
新たな一歩を踏み出すのです,

人がいなくなるというのは
寂しい物ですね.

我々の中では
普通にいるべき人であったのに
その人がいなくなる.


自分が今所属しているのは
ある大学の「研究室」という場所.

常に人は流動的であります.

新しい人がやってきて
古い人が去っていく.

それの繰り返しです.

なのに自分は
これまで何人もの友人,先輩,後輩を送り出してきた.

自分も新しい道を踏み出さないと
いつまでたってもこのままで
成長できないかもね.


そう ところで

自分は今
子供の頃想像していた

「大人」になっていますか?

まさかね.

自分自身は今でも「子供」です

いや,それは言い過ぎでしょうけど
少なくとも
「自分は自分」
であり
「大人」ではないことは確かです.

子供の頃想像していた
大きくたくましく
この世界でほぼ完璧に近い生き物に見えていた
「大人」

自分の大好きなリリー・フランキーさんの言葉を借りると

「"大人"とは,子供が生み出した"想像の生き物"」

なのです.

そして子供はそれを目指して
大きくなっていくのです.


大きくなったのが
我々.

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