村上春樹以外の本に手をつけたのはいつぶりだろうか.
しかも短編小説.
といっても,それぞれの短編小説は微妙に繋がり合っている.
「死」
を通して.
この本には「死」と向かい合う人々,
「死」と向かい合わなくてはいけなくなった人々の物語が書かれている.
我々の生きる世界では「死」はいつでも隣り合わせである.
不意に,突然やってくる.
なんでもない日常の中に,スッと割り込んでくる.
これまで「死」について考えないようにしていた.
なぜなら,考えてもわからないから.
でも,
「死」について「考える」こと
「死」に向き合ってみること
そのこと自体が
その答えであるかもしれない.
これまでのいろいろな出来事を思い出しながら読んだ.
これまで出逢ったいろいろな人を思い出しながら読んだ.
もちろん涙もしたけど.
そして,この本を紹介してくれた最も愛すべき人に感謝
by modyawo(KK)
ホームページへ→
0 件のコメント:
コメントを投稿